×

J2群馬が声明発表「J1昇格を目標としてきたものの…」“騒動”には触れず

[ 2017年10月21日 14:54 ]

 15日の明治安田生命J2リーグ第37節・東京V戦(正田スタ)で敗れ、J3降格となる21位以下が確定したJ2群馬が21日、クラブの公式サイトを更新。低迷を謝罪した。

 「株式会社草津温泉フットボールクラブ」として出した声明では「いつもザスパクサツ群馬を応援いただき、誠にありがとうございます。前節の東京ヴェルディ戦の敗戦により、今シーズンのJ2リーグにおいて降格圏となる21位以下が決定となりました」と改めて報告。

 「シーズン当初はJ1昇格を目標としてきたものの、このような結果となり、ご支援、ご声援を頂いております株主・スポンサー様、ファン・サポーターの皆様、地元行政関係者の皆様、群馬県サッカー協会をはじめとするサッカー関係者の皆様、そしてクラブを取り巻く全ての関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 東京V戦では後半30分に先制しながら38分、43分に連続失点して逆転負け。5試合勝ちなしの2連敗で最下位の22位を独走し、来季J3降格となる21位以下が確定した。

 試合後にはスタンドの群馬サポーターから「Jリーグに関わる全ての皆様へ!!SOS」「今このクラブで起きていることを見逃してよいのか!?」「無能な社長都丸 私物化するGM菅原→不信任!!!」などと書かれたフロント幹部の責任を追及する横断幕が掲げられ、これがツイッターなどSNSを通じて拡散、ネット上で大きな話題となり、群馬県出身で熱烈なサポーターでもあるタレントのJOY(32)がツイッターで「内部の事もだいぶ表に出てきちゃってるし、サポーターが納得できない事がたくさん。県民にもっと愛されないと素晴らしいクラブは絶対に出来ない」と苦言を呈する事態に発展していた。

 今回の声明ではサポーターが不満を募らせている事象については触れず。「明日22日のアウェイ戦から、残すところ今季5試合となりますが、残り試合を精いっぱい戦うことは勿論のこと、クラブとしてこの結果に真摯に向き合い、来季に向けてのしっかりとした準備を整えていく決意です。最後まであきらめずに戦っていきたいと思いますので、今後ともザスパクサツ群馬と共に歩んでいただきますよう、よろしくお願いいたします」と“共闘”を呼びかけている。

続きを表示

2017年10月21日のニュース