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新潟 今節の降格決定阻止も残留厳し…呂比須監督「最後まで全力で」

[ 2017年10月21日 17:56 ]

明治安田生命J1リーグ第30節第1日   新潟2―2磐田 ( 2017年10月21日    ヤマハ )

<磐田・新潟>後半、声を張り上げる呂比須監督
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 最下位の新潟は前節6位の磐田と2―2で引き分け。他会場の結果により今節での降格決定は免れたものの、残留は極めて厳しくなった。

 今節(第30節)終了時点で新潟の勝ち点は16。一方、J1残留となる15位・甲府の勝ち点は28で、その差は残り4試合で12と大きく離れている。仮に新潟が残り試合を4連勝して甲府が4連敗すれば勝ち点で並ぶが、現時点で得失点差21と引き離されており、逆転は難しい状況だ。

 新潟は前半25分にMFホニのゴールで先制。39分に追いつかれたが、ロスタイム突入後の前半47分にはFW河田のダイビングヘッド弾が決まって前半を2―1で折り返した。だが、勝利目前のロスタイムにセットプレーから追いつかれ、2―2のドロー。

 呂比須監督は「本当に残念な結果になってしまった。最後の最後にセットプレーでやられて残念な結果でした」と肩を落とし、セットプレーに重点を置いて練習してきた今週を踏まえて「相手の強いところも分かっていた。集中力の問題。本当に残念」と厳しい表情を浮かべた。

 それでも「選手は一生懸命頑張ってくれたし、すごくいい試合ができたと思う。きょうは勝ってもおかしくない試合だったし、少しずつ良くなってきていると思う。まだ終わっていない。最後まで全力で戦っていきたい」と必死に前を向いた。29日の次節はホームで前節9位の鳥栖と対戦。その後は甲府、清水、C大阪とのカードが残っている。

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