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鹿島2点差追いつくもOGで敗戦 川崎Fが逆転Vへ勝ち点2差肉薄

[ 2017年10月21日 21:09 ]

<横浜・鹿島>試合終了後、勝利を喜ぶ中沢(右)ら横浜イレブン
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 明治安田生命J1リーグは21日、各地で第30節第1日の8試合が行われ、悲願の初優勝を目指す2位の川崎Fが3―0で広島に完勝して11戦負けなしの3連勝。首位の鹿島が2―3で横浜に敗れたため、勝ち点差が試合前の「5」から「2」に縮まった。

 川崎Fは前半40分に谷口のゴールで先制すると、46分に三好が追加点。後半40分にはGK新井のロングフィードを小林が決めて広島に完勝した。

 鹿島は前半3分に先制点を許すと、14分にはDF植田がゴール前で奪われたボールを天野に決められ2点のビハインド。前半終了間際の47分に山本のゴールで1点を返すと、後半21分には植田が自らのミスを帳消しにするゴールを決めて1度は同点としたが、後半29分に横浜の遠藤が放ったシュートがGK曽ヶ端の手をかすめてDF昌子に当たってゴールネットを揺らした(記録はオウンゴール)。

 前節17試合ぶりの勝利を挙げた最下位の新潟は2年3カ月ぶりの2連勝を目前にした後半ロスタイムに追いつかれ、磐田と2―2で引き分け。J1残留が極めて難しくなった。

 鹿島を破った横浜はACL出場圏内の3位に浮上。大宮と1―1で引き分けた柏は3位から5位に後退し、杉本の2ゴールで甲府を2―0で下したC大阪は5位から4位に順位を上げた。

 鳥栖は2―1で神戸を下し、札幌は2―1でFC東京に勝利。仙台と清水は1―1で引き分けた。第30節の残り1試合は22日に行われ、浦和がホームでG大阪と対戦する。

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2017年10月21日のニュース