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神戸 6戦ぶり黒星も光明…リーグ戦デビューの18歳安井に指揮官及第点

[ 2017年10月21日 18:23 ]

明治安田生命J1リーグ第30節第1日   神戸1―2鳥栖 ( 2017年10月21日    ノエスタ )

<神戸・鳥栖>思ったようなパスが来ず、怒りのポーズを見せるポドルスキ
Photo By スポニチ

 神戸はホームで鳥栖に逆転負けを喫した。前半13分に元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)の今季6得点目となる右足ボレーで先制点を奪ったが、その4分後にPKで追いつかれ、同38分にはCKから決勝点を許してしまった。

 リーグ6試合ぶりの黒星となる中、吉田孝行監督(40)は「活気がなかった」と苦言を呈したが、明るい材料もあった。

 1点を追う後半9分、1枚目の交代カードとして今季トップ昇格したMF安井拓也(18)がリーグ戦初出場。同18分にはDFと中盤の間でパスを受け、素早い反転から右足シュートも放った。

 すでに5月31日のYBCルヴァン杯・新潟戦(デンカS)でプロデビューは飾っているが、「試合に出ることができたので嬉しかった」と格別な思いがあったという。それでも「あの1回しか良さを出せなかった。特に何もしていないし、悔しさしかない」。時間が経つに連れて存在感を見せられなかったことを猛省した。

 「思い切ってプレーしてこい」とルーキーを送り出した吉田監督。「”自分がゴールを取る”という気持ちは出せなかったけど、初めてのプレーで堂々としていた」と及第点を与えた。

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2017年10月21日のニュース