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バルサ獲得のデンベレ 移籍金最大189億円、ドルトに巨額利益

[ 2017年8月26日 05:30 ]

ドルトムントMFウスマン・デンベレ(AP)
Photo By AP

 スペイン1部バルセロナは25日、ドイツ1部ドルトムントからフランス代表ウスマン・デンベレ(20)を5年契約で獲得したと発表した。

 バルセロナが公表した移籍金は1億500万ユーロ(約135億4500万円)にボーナスが加わる。ドルトムントによると、ボーナスは最大4200万ユーロ(約54億1800万円)。合計で最大1億4700万ユーロ(約189億6300万円)となり、今月にバルセロナからパリ・サンジェルマン(フランス)に移籍したブラジル代表FWネイマール(25)の移籍金2億2200万ユーロ(当時約291億円)に次いで史上2位となる。

 昨年7月にドルトムントがデンベレを獲得した際に、前所属のレンヌ(フランス)に支払った移籍金はわずか1500万ユーロ(約19億円)。たった1年で移籍金は約10倍に高騰し、ドルトムントは約170億円という莫大な利益を得ることとなる。ただし、今回の移籍でドルトムントは、前所属のレンヌに育成保証金などで、およそ2000万ユーロ(約26億円)を支払う必要がある。

 ◆ウスマン・デンベレ 1997年5月15日、フランス北部ベルノン生まれの20歳。13歳でレンヌの下部組織に加入し、18歳だった2015年11月6日にフランス1部アンジェ戦でトップチーム初出場。プロデビューシーズンの15〜16年にチーム最多のリーグ戦12ゴール(26試合)を挙げた。16年7月にドルトムントに移籍し、16〜17年は公式戦49試合で10得点20アシストをマーク。フランス代表は16年9月の親善試合イタリア戦でデビューし、国際Aマッチ通算7試合1得点。1メートル78、67キロ。利き足は左だが、右も得意。

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2017年8月26日のニュース