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MF中島 国内ラストマッチ クロスバー直撃シュートは今後の宿題

[ 2017年8月26日 22:34 ]

<横浜・FC東京>後半、FC東京・中島(左)は軽快な動きを見せる
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 ポルトガル1部ポルティモネンセへの期限付き移籍が決まったFC東京のMF中島翔哉(23)は、国内ラストマッチを勝利で飾ることはできなかった。敵地での横浜戦に0―1で敗れた。

 0―0の後半35から切り札としてピッチに立った。その3分後に失点を許したが、同44分にはペナルティーエリア内から同点を狙ったシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。チームは相手より2本多いシュート11本を放ちながら無得点。リーグ2連敗となっただけに、中島は「次、日本に帰ってくる時はあれを決められる選手になりたい」と悔しさをにじませた。16年リオデジャネイロ五輪で日本の10番を背負った男が最後に放ったシュートは、今後の宿題をイメージさせた。

 試合後はサポーターから「翔哉コール」で見送られ、そのままポルトガルへ向けて出発。「(ポルトガルは)自分に一番合っている。すぐに活躍できると思った。ポルトガルリーグはあまり知名度がないので、日本でちゃんと放映されるくらい活躍したい」。敗戦を糧にして、23歳の新たな挑戦が始まる。

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2017年8月26日のニュース