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浦和 ペトロヴィッチ監督解任を発表 後任は堀コーチが昇格

[ 2017年7月30日 11:09 ]

浦和・ペトロヴィッチ監督
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 浦和は30日、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(59)の契約解除を発表した。就任6年目の今季は序盤こそ好調をキープしたものの、6月以降は2勝6敗と一気に失速。守備の崩壊が目立ち、総失点は36。V奪回をノルマに掲げた今季も現在、9勝2分け9敗の暫定8位に低迷していた。

 ペトロヴィッチ氏はクラブを通じ「浦和レッズというクラブで5年半もの間、仕事をできたことはとても栄誉なことでした。この間、チームだけでなく、もちろん私だけでなく、クラブ全体で良い仕事をしてくることができたと思っています。本当にクラブ全体から、多大なるサポートを貰ってきました。チームは1年1年、右肩上がりに成績を上げ、良い成績を残してくることができました。しかしながらここ2〜3か月は良い結果を出すことが出来ておらず、監督としてその責任を取ることは当然であると考えています。クラブから多大なるサポートをして貰ってきた中で、期待されている様な結果を出すことができなかったことについて、申し訳ない気持ちでいます。今となっては、Jリーグでの優勝はやや難しい状況となってしまいましたが、3位以内は十分に狙える状況にあり、是非来シーズンのACL出場に向かっていってほしいと思います。また今季のACLではベスト8に勝ち進んでおり、スルガ銀行杯、YBCルヴァンカップ、天皇杯も合わせてタイトルを獲得するチャンスは十分にあります。ですので、今こそファン・サポーターの皆さんのサポートが必要です。是非、チームを応援してくださいファン・サポーターのみなさんには、大きな愛を与えていただき、私は心から感謝していますし、クラブスタッフのみなさんの素晴らしいサポートにも、あらためてありがとうと言わせてください。チームはすぐに、大宮とのダービーマッチを控えていますが、こういうときだからこそ、ファン・サポーターのみなさまにはチームに、選手に力を与えて欲しいです。素晴らしい5年半ではありましたが、こういう形で終わりを向かえることもサッカーの世界ではあることです。共に大きな成果を得ることはできませんでしたが、そしてここでお別れをしなければなりませんが、私たちが友人であることに今後も変わりはありません。本当にありがとうございました」とコメントした。

 後任には堀孝史コーチ(49)が昇格し、新監督に就任する。堀氏は11年10月、成績不振で解任されたゼリコ・ペトロヴィッチ監督の後任として監督に就任、シーズン終了まで務めた。その後、翌12年からミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと、コーチを務めていた。

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2017年7月30日のニュース