パチューカ指揮官　本田の早期復帰を熱望　右ふくらはぎ痛も…

　メキシコ１部パチューカのアロンソ監督は、新加入したＦＷ本田圭佑（３１）を早めにデビューさせたい考えを示した。

　本田がベンチ外だった２９日のリーグ第２節は、ホームでアメリカに０―２で敗戦。開幕２連敗を喫した。試合後の会見で指揮官は「本田を含めた新加入選手は、高いレベルの選手なので、できるだけ早く試合に出したい。確かに（高地など）環境への順応の問題はあるが、もう３週間も４週間も待ってはいられない」と危機感を口にした。

　本田は２３日に右ふくらはぎを痛めていることが判明。アロンソ監督は復帰時期について「あと２、３週間は必要だが、本田には早く試合に出てほしいと思ってる。治療は通常の２〜３倍のペースで進めている」と早期復帰を熱望。「彼は周りの人をとても尊重できる選手で、真面目で率直。早くチームに入れたい。とてもプロ意識の高い選手で、加入してくれて本当にうれしく思う」と大きな期待を寄せた。