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磐田 11年ぶり“進撃”5連勝!川又ホーム3戦連発

[ 2017年7月9日 05:30 ]

明治安田生命J1第18節   磐田1―0甲府 ( 2017年7月8日    ヤマハ )

<磐田―甲府>前半、先制ゴールを決め、祝福される磐田・川又(右)
Photo By 共同

 磐田はホームで甲府を破り、11年ぶりにJ1・5連勝を達成。リーグ後半戦を白星発進した。

 沸かせたのはまたまた背番号20だ。前半14分、MF中村俊からボールを受けたMF川辺駿(21)がワンタッチでパスを出すと、抜け出したのはFW川又堅碁(27)。エリア内に持ち込み、角度のないところから相手GKの股下を抜いた。エースはホーム3戦連発。チームも先制点を奪った試合は今季7戦全勝で「チーム全体で毎日勝つことだけトレーニングした成果」と胸を張った。

 相手は中盤、最終ラインの9人で守備ブロックを形成。前線のスペースがない状況を考え、名波浩監督(44)は「攻撃は考える時間を少なく。ボールを持ってから考えるのではなくて、テンポ良く」と進言した。前半は中盤から前線まで複数選手がパス回しに加わりリズムの良いワンタッチパスも増加。守りを固める難敵から勝ち点3を得た。

 守備もDF大井健太郎(33)を中心に3試合連続完封した。

 リーグ戦は約3週間中断。12日の天皇杯・J2湘南戦後は、29日のアウェー川崎戦まで間隔が空く。「5連勝したが、ここから6連勝、7連勝と伸ばしていきたい」と大井。昨季は後半戦(第2ステージ)で2勝しかできなかった。今季はその予兆も感じられない。

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2017年7月9日のニュース