香川　セカンドキャリアは宮崎！？「ペットボトル開ける仕事で」

宮崎市内で合宿を開始した香川
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　日本代表ＭＦ香川真司（２８＝ドルトムント）がセカンドキャリアを宮崎で過ごす仰天プランを明かした。５日に宮崎市内で自主トレ合宿をスタート。練習前にうどん店で食事を済ますと、駐車場で２人の女性（香川の推定で７０歳）に声を掛けられた。

　ペットボトルを差し出され「フタを開けてちょうだい」と頼まれて、快諾。その後、車で駐車場を出ようとすると「あなた有名なサッカー選手でしょ。ありがとう。これで好きな物を買いなさい」と窓越しに胸ポケットに５０００円札をねじ込まれた。「さすがにそれは受け取れなかった」と丁重に断ったが「ペットボトルを開けるだけで５０００円もらえるなんて凄い。セカンドキャリアを宮崎で考えようかな。ペットボトルを開ける仕事で」と冗談。「東京や（地元の）神戸では味わえない感覚」と心を洗われた。

　この日は脱臼した左肩をサポートする器具をつけながら、ランニング、サーキットトレーニング、ボール回しなど約２時間半のメニュー消化。「肩は慎重にやらないといけない。順調に回復している。ブンデスリーグの開幕、日本代表の試合（Ｗ杯アジア最終予選の８月３１日オーストラリア戦、９月５日サウジラビア戦）を逆算しながらトレーニングをしたい」と力を込めた。