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DF森重がW杯予選アウト 左足首の腱脱臼で全治2カ月以上

[ 2017年7月5日 05:30 ]

7月2日のC大阪戦で左足首を負傷し、担架で運ばれるFC東京・森重
Photo By スポニチ

 FC東京の日本代表DF森重真人(30)が長期離脱を強いられ、W杯アジア最終予選出場が絶望的となった。2日のリーグC大阪戦(金鳥スタ)の前半ロスタイム、空中戦から着地した際に左足首を負傷。4日までに埼玉県内の病院で精密検査を受けた結果、左くるぶし付近の腱脱臼で最低でも全治2カ月以上となった。経過観察が必要で、2週間後に再診断を受けるという。

 クラブで主将を務める森重は、日本代表でもDF吉田(サウサンプトン)とセンターバックのコンビを組む守備の要。6月の代表活動ではメンバーから外れたが、W杯アジア最終予選7試合に出場中だった。本大会切符に王手をかけたハリルジャパンは8月31日にオーストラリア戦(埼スタ)、9月5日にサウジアラビア戦(ジッダ)が控えており、森重が2連戦に出場することは絶望的。再診断次第では、最終予選で本大会出場権を逃した場合に進むアジア第5代表決定戦、大陸間プレーオフへの出場も黄色信号がともる。

 リーグ3連敗中のFC東京は、右足首を負傷したFW大久保嘉が全治4〜6週間の離脱を強いられたばかり。国際Aマッチ通算41試合2得点の森重の長期離脱はクラブ、そしてハリルジャパンにとって大きな痛手となった。

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2017年7月5日のニュース