埼玉の私立高サッカー部で外部コーチが体罰、ネットに動画で発覚

　埼玉県越生町の私立武蔵越生高で、サッカー部外部コーチの３０代男性が、部員に平手打ちなどの体罰をしていたことが１３日、同校などへの取材で分かった。体罰の様子を撮影した動画がインターネット上に投稿され、学校や県に問い合わせがあり発覚した。

　同校や県によると、コーチは９日の放課後、同校グラウンドで練習中に３年男子部員に平手打ちしたり、頭をこづいたりする体罰を加えた。

　コーチは同校の調査に体罰を認め「意欲がないと感じ、気持ちが高ぶってしまった。行き過ぎた指導で申し訳ない」と話した。部員や保護者に謝罪したという。

　同校は１３日付でコーチを解雇した。「生徒、保護者の皆さまに申し訳ない」としている。