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C大阪3位浮上2位に3差!31歳酒本が躍動 指揮官も賛辞

[ 2016年8月22日 05:30 ]

<金沢・C大阪 >試合終了間際、チーム3点目のゴールを決める杉本

明治安田生命J2第30節 C大阪3―1金沢

(8月21日 石川西部)
 明治安田生命J2第30節は21日に各地で行われ、C大阪はアウェーで金沢に3―1と快勝。勝ち点を54に伸ばし、3位に浮上した。首位札幌はアウェーで京都とスコアレスドロー。同63とし、山口と引き分けた2位松本は同57となった。

 苦しみながらC大阪が大きな1勝を手にした。敵地での金沢戦は、前半24分にFW杉本の落としからMF丸橋が「練習していた形」という豪快な左足シュートをねじ込み先制。相手に主導権を握られ、2点リードの後半ロスタイムに1点差とされるも、最後は杉本が今季9得点目を奪い突き放した。気温29・4度、湿度74%の消耗戦を制して3位に浮上し、2位松本に勝ち点3差に迫った。

 攻撃にアクセントを加えたのは、チーム最古参で今季初先発となったMF酒本だ。本来の右サイドバックではなく2シャドーの一角に入り躍動。前半戦は一度も出場機会がなかった中でも「もちろん悔しさはあったけど、自分も若いときは先輩と競争してきた」と練習からアピールを続けてきた。31歳の活躍に、大熊監督も「起点になってくれたし、個性を出してくれた」と賛辞を贈った。

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2016年8月22日のニュース