ナイジェリア主将ミケル３位導く「本当によくやった」

ナイジェリア主将ミケルは３位決定戦で３点に絡む活躍を見せて母国を銅メダルに導いた（ＡＰ）

リオデジャネイロ五輪サッカー男子３位決定戦 ナイジェリア３―２ホンジュラス

（8月20日 ミネイラン競技場）
　ナイジェリアは、オーバーエージの主将、２９歳のミケルが３点に絡む活躍を見せ、３位決定戦でホンジュラスを下した。

　チェルシーに所属するミケルは「本当によくやった。こいつらを誇りに思う」と若い選手を称えた。前半３４分に右折り返しで先制点をアシスト。後半４分の２点目は強烈なミドルシュートのこぼれ球から生まれた。同１１分には絶妙なパスで３点目を演出した。日本との１次リーグ初戦で開催地マナウス入りが遅れたが、到着直後の空港で「勝つために来た。自信がなければ家に帰る」と言い放ち、監督以上の存在感で雑音を封じた。兄貴分が２大会ぶりの表彰台の立役者だった。