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浦和、鮮やか逆転勝ちで6戦ぶり白星&3位確定 槙野2発、V弾は李

[ 2016年6月22日 21:24 ]

<浦和・FC東京>後半、浦和・槙野(左)はゴール決める

明治安田生命J1第1S第13節最終日 浦和3―2FC東京

(6月22日 埼玉)
 明治安田生命J1リーグ第1ステージは22日、埼玉スタジアムで第13節の残り1試合が行われ、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場していた浦和とFC東京が対戦。今季初の3連敗中だったホームの浦和が前半で負った2点差をハネ返して3―2で逆転勝ちを収め、6試合ぶりの勝利を挙げた。

 前半に2点を失った浦和は後半21分、興梠の右クロスを槙野が頭で決めて反撃開始。27分には興梠の落としたボールを槙野が今度は右足で叩きこんで追いついた。日本代表DFの槙野が今季初ゴールから立て続けに決めた2ゴールで勢いを取り戻した浦和は後半33分、阿部のシュートがクロスバーに当たってハネ返ったボールを李が体で押し込んでついに逆転に成功。連敗を3で止め、昨季の第1ステージ覇者ながら前節の広島戦で4点を失い、第1ステージ連覇が消滅した嫌な流れを断ち切った。

 前節まで3試合連続ドロー中だったアウェーのFC東京は前半13分、相手のパスミスをカットしたショートカウンターから最後はムリキが右足で決めて先制。31分にはゴール前のこぼれ球を拾った橋本が右足で押し込み2点をリードしたが、後半に3失点を喫して逆転負け。7試合ぶりの黒星となった。

 勝利を収めた浦和は勝ち点30とし、第1ステージの3位が確定。2ゴールを決めた槙野は後半41分に今季3度目の警告を受け、25日に行われる神戸との最終戦(埼玉)は累積警告により出場停止となった。

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2016年6月22日のニュース