浅野　終了間際に決定機逃しドロー「決める力をつけないと」

＜神戸・広島＞神戸と引き分けに終わり引き揚げる広島・浅野（右）

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第１５節 広島１―１神戸

（6月11日 ノエスタ）
　日本代表ＦＷ浅野が終了間際の決定機を逃し、広島は連勝を飾ることはできなかった。

　後半２１分から途中出場し、１―１の同ロスタイムにＦＷウタカのスルーパスに抜け出し韓国代表ＧＫ金承奎と１対１に。ＧＫの上を左足で狙ったシュートはブロックされ「上を狙った選択が良かったのか。（得点を決める）どん欲さプラス、決める力をつけないといけない」と反省した。

　日本代表として臨んだキリン杯決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦では、同点の好機にパスを選択肢し、試合後には悔し涙を流した２１歳。その苦い思いを払しょくすることはできなかった。Ｕ―２３日本代表にも選ばれ過密日程を強いられているものの「それを言い訳にしたら、もっと上には行けない」と語る。現在はドイツ１部アウクスブルクから獲得オファーが届いており、今後の去就にも注目が集まる。