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鹿島カイオに差別ツイート 投稿者は浦和サポ?対応を協議

[ 2016年6月12日 05:30 ]

差別的なツイートを受けたカイオ(右)

明治安田生命J1第1S第15節 浦和0―2鹿島

(6月11日 埼玉)
 浦和に勝利した鹿島のブラジル人MFカイオ(22)に対する「黒人死ねよカス」という人種差別的な書き込みが11日、ツイッター上に投稿された。

 書き込みは鹿島が浦和を2―0で下した試合後で、投稿者のプロフィル画面には浦和などのエンブレムが表示されていた。両クラブ、Jリーグとも事実関係を把握。浦和側は問題の対応を協議している。Jリーグはスタジアム外の発生事象として、クラブへの処分はしないと発表した。

 カイオはツイッター上で「僕は黒人であり、自分の誇りでもある。神様がこの人を許して欲しいと思うし、この人が自分の人生にもっと愛情を持って欲しい」などと投稿者に返信。投稿者も「このようなツイートをして自分は人間として失格だと反省しています。本当にすみませんでした」などと謝罪した。

 昨年11月にも埼玉県内の私立高校の生徒がG大阪のFWパトリックに対してツイッター上に差別的な発言を投稿。投稿者はパトリックや浦和に謝罪していた。

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2016年6月12日のニュース