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清武 リオOA枠辞退示唆 新天地セビリアで開幕前アピールに集中

[ 2016年6月12日 05:30 ]

東日本大震災の復興支援イベントで子供たちと触れ合う清武

 ハノーバーからスペインの強豪セビリアに移籍することが内定した日本代表MF清武弘嗣(26)が新シーズンの目標に10得点10アシストを掲げた。

 11日に福島県いわき市内で開催された東日本大震災復興イベントに参加し「10(得点)10(アシスト)は取りたい。C大阪でもドイツでも、プロになってから目標にしている数字」と宣言。背番号については「何番が空いてるか聞いている段階だけど、できれば10番をつけたい。自分にプレッシャーを掛けて、絶対に打ち勝たないといけない」と力を込めた。

 8月のリオデジャネイロ五輪に出場するU―23日本代表のオーバーエージ(OA)候補に名前が挙がるが、日本協会からの打診について「それは言えない」と言葉を濁した。一方で新天地での抱負を問われ「レベルの高いリーグ。その舞台に立つために、キャンプからしっかりやらないと」とシーズン開幕前の合宿でアピールする重要性を強調。プレシーズンに長期間チームを離れなければならなくなるリオ五輪の出場辞退を示唆した。メディカルチェックなどのため、早ければ週明けにもスペイン入りする。

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2016年6月12日のニュース