関根は不完全燃焼　意表突くジョーカー起用に「最初から出たかった」

第９５回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝 浦和１―２Ｇ大阪

（1月1日 味スタ）
　意表を突くジョーカー起用となった浦和のＭＦ関根貴大（２０）は、不完全燃焼に終わった。

　後半１２分にピッチに送り出されると、得意のドリブルで何度も好機を演出した。「最初から出たかった。コンディションは良かった。途中から入って、流れを変えたかった。勝って喜んでいるのを見ると、すごく悔しくなった」と話した。

　昨年６月にＪ１月間ＭＶＰに輝くなど、今季は不動のレギュラーとして活躍。リオ五輪アジア最終予選に挑むＵ―２３日本代表メンバーからまさかの落選となったが、来季は国内だけでなくＡＣＬも待っている。ダブルの悔しさをバネに、さらなる活躍を目指す。