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“久我山のドログバ”内桶V弾!動きだしソックリ豪快ヘッド

[ 2016年1月1日 05:30 ]

<国学院久我山・広島皆実>前半15分、久我山・内桶(左)はヘディングでゴールを決める

第94回全国高校サッカー1回戦 国学院久我山1―0広島皆実

(12月31日 味フィ西)
 国学院久我山は内桶が値千金の一撃を決め、08年度優勝校の広島皆実を撃破した。前半15分、右CKでニアサイドに走り込み、豪快な先制ヘッド。「最初は遠めにいたが(キッカーの鈴木が)CKを蹴る直前にニアへ走った。今季はトーナメント戦で点が取れていなかったけど、大事な試合で取れてうれしい」。

 CKでの動きだしは、仲間から「(元コートジボワール代表FW)ドログバみたい」と評されるそうで「自分はそんなに迫力はないと思うけど、ニアに入るのは得意」とはにかんだ。

 “雪辱”のゴールでもあった。14年11月の全国選手権都予選Aブロック決勝・実践学園戦で、後半にGKとの1対1を決めながらオフサイドの判定でノーゴール。悔しさをバネに練習に励み、1年前と同じ味の素フィールド西が丘で苦い記憶を払しょくした。内桶は「初戦突破できて少し解放されたので、次は美しく勝ちたい。まずは埼スタへ行けるように」と4強進出を目標に掲げた。 

 ▼広島皆実DF林主将 DFとしてやることはできたがチャンスがあっても決められなかった。新チームは攻守にいい選手がそろっているので全国制覇をしてほしい。

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