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宇佐美、決勝では不発も仲間に感謝「最後をタイトルで飾れて良かった」

[ 2016年1月1日 17:02 ]

<浦和・G大阪>前半、G大阪・宇佐美(左)は浦和・李と競り合う

第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝 G大阪2―1浦和

(1月1日 味スタ)
 準々決勝、準決勝と2試合連続2ゴールを決め、チームを決勝へと導いた日本代表FW宇佐美貴史(23)が決勝で2ゴールを決めたFWパトリック(28)らチームメートに感謝した。

 自身は決勝では不発に終わり、後半31分に交代。優勝の瞬間はベンチで見届けた。試合終了間際は浦和の猛攻に遭っただけに「このまま終われと願うだけでした」と振り返り、「パトに感謝したい。DF陣も最後まで粘ってくれて、僕自身の出来は全然良くなかったが、チームのおかげでタイトルを取らせてもらった」と笑顔を見せた。

 今季限りでベテランMFの明神が退団。自身も2度目となる海外挑戦の可能性が高い。「元日に皆でサッカーができることを光栄に思うし、噛みしめながら戦ったつもり。このメンバーでやるのも最後なので、最後をタイトルで飾れて良かったです」と晴れ晴れとした表情で、G大阪の2016年に向けては「チームとして大きくならないといけないし、ガンバはそういうクラブだと思っている」と言葉の端々にチームへの愛情をにじませていた。

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2016年1月1日のニュース