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バルサ、史上最多3度目クラブW杯制覇!メッシ先制弾、スアレス2発!

[ 2015年12月20日 21:23 ]

<リバープレート・バルセロナ>前半、先制ゴールを決め喜ぶメッシ(左)

クラブW杯決勝 バルセロナ3―0リバープレート

(12月20日 横浜国際)
 3年ぶりに日本で開催されているサッカーのクラブワールドカップ(W杯)は20日、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で3位決定戦に引き続いて決勝戦が行われ、欧州王者のバルセロナ(スペイン)が南米王者のリバープレート(アルゼンチン)を3―0で下し、2011年以来4年ぶり史上最多3度目のクラブ世界一に輝いた。ハットトリックした準決勝から中2日で2得点を決めたスアレスが、1大会最多得点を更新する5ゴールで大会得点王となり、大会MVPのゴールデンボールも獲得した。シルバーボールはメッシ、ブロンズボールはイニエスタでバルサ勢が個人賞を独占した。

 バルセロナは17日に行われた広州恒大(中国)との準決勝を腎臓結石のため欠場したFWメッシ(28)と8日に左内転筋を痛めたFWネイマール(23)、準決勝でハットトリックを決めたFWスアレス(28)の史上最強3トップ「MSN」がそろって先発。前半33分、正面から左足で直接FKを狙うもわずかに外れたメッシだったが、直後の36分に見せ場はやって来た。右クロスをファーサイドのネイマールが頭で落とし、そのボールをゴール正面で受けたメッシが体を巧みに使ってためを作ってから左足でシュート。ボールはゴール右隅に吸い込まれる先制ゴールとなった。

 そして、前半を1点リードで折り返したバルセロナは後半4分、素早いカウンターから縦パス1本で抜け出したスアレスがGKとの1対1を冷静に決め、追加点。スアレスはさらに後半23分、ネイマールの左クロスを頭で叩きこんで再びネットを揺らした。スアレスは大会史上初のハットトリックを決めた17日の準決勝・広州恒大(中国)戦から2試合連続弾で、1大会5得点は09年に浦項(韓国)のデニウソンがマークした4得点を抜いて史上初の快挙。スタンドを埋めた6万6853人の観衆が世界一のプレーに酔いしれた。

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2015年12月20日のニュース