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J3琉球 契約満了のFW松尾が引退 25選手中16人が契約非更新

[ 2015年12月11日 16:48 ]

 J3琉球は11日、契約満了に伴い、来季の契約を更新しないと発表していたFW松尾昇悟(28)が今季限りで現役を引退することになったと発表した。

 熊本県出身の松尾は大津高、国士舘大を経てアルテ高崎や長野でプレー。琉球へは今季から加入し、J3リーグ33試合に出場して3得点をマークしていた。

 松尾はクラブを通じ、「今シーズンで現役を引退することに決めました。これまでいろんな方に支えてもらい、ここまでくることが出来たことをすごく実感しています。また、ずっと近くで応援してくれた両親には感謝しきれないし、もう少しサッカー選手である自分の姿を見せてあげたかったです。これからはやりたいことがいくつかあるので、ゆっくり考えながら決めていきたいと思います。これからも松尾昇悟をよろしくおねがいいたします」とコメント。

 今季J3リーグ戦で13チーム中9位に終わった琉球は、現役時代に横浜F(現横浜)や柏でプレーした薩川了洋監督(43)および小湊隆延ヘッドコーチ(44)の退任を10月31日に発表したのをスタートに、契約非更新の発表が相次いでいる。

 選手に関しては、11月27日にDF浦島貴大(27)、DF浅田大樹(26)、DF上田陵弥(26)、DF下村悠太(25)、FW松尾昇悟(28)の5選手、同28日にはGK田中賢治(31)、DF川辺裕紀(28)、DF西田翼(25)の3選手、同29日にはDF菊野太紀(23)、DF川里光太郎(27)、FW藤井貴(29)の3選手と来季の契約を更新しないと3日連続で発表。

 12月に入ってからも2日にGK高野純一(23)、DF屋宮大地(27)の2選手、4日には、なでしこジャパンFW岩渕真奈(22=バイエルンM)の兄で、J1松本から期限付き移籍していたMF岩渕良太(25)の退団を発表し、7日にはMF小幡純平(26)、9日にはかつてG大阪在籍時に“浪速のゴン”と呼ばれたFW中山悟志(34)とも契約非更新を発表し、ここまで在籍25選手中16人の退団が発表されている。

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2015年12月11日のニュース