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G大阪・長谷川監督、CSも頂点届かず「久々シルバーコレクターに…」

[ 2015年12月5日 22:55 ]

<広島・G大阪>下克上ならず、がっくりとうなだれる宇佐美

Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦 G大阪1―1広島

(12月5日 Eスタ)
 11年ぶりに復活したJリーグチャンピオンシップ(CS)は5日、エディオンスタジアム広島でホーム&アウェー方式の決勝第2戦が行われ、第1戦をまさかの大逆転負けで落とした年間勝ち点3位のG大阪は、同1位の広島と1―1で引き分け、下克上でのリーグ連覇を逃した。

 昨季の3冠王者から一転、ナビスコ杯に続いてCSでも決勝で敗れた長谷川監督は、意外にもサバサバした表情。「久しぶりに燃えるような試合を最後にすることができた。スペクタクルな試合をやれた部分は、選手も意気に感じてプレーをしてくれたし、見応えのある2試合、3試合をすることができたと思う」と11年ぶりに復活したCSの意義も前向きに受け止めた。

 天皇杯でも8強に残っており、今月26日の準々決勝では鳥栖と対戦する。05~10年に6年間指揮を執った清水監督時代には1度も優勝できず、ナビスコ杯1回、天皇杯2回と計3回の準優勝。ナビスコ杯、CSに続いて今季最後のタイトル獲得に向け、「ここまで銀、銀ときてますので、久々にシルバーコレクターにならないように…」とかつてつけられた有り難くいない“異名”を自ら口にし、「最後の大会ぐらい、もう少し違う色を取れるように、天皇杯に懸けたい」と苦笑いまじりに前を見据えた。

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