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浅野がV弾!寿人も感激「サンキュー!拓磨」五輪最終予選も頼んだぞ!

[ 2015年12月5日 22:12 ]

<広島・G大阪>後半31分、浅野はヘディングでゴールを決める

Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦 広島1―1G大阪

(12月5日 Eスタ)
 11年ぶりに復活したJリーグチャンピオンシップ(CS)は5日、エディオンスタジアム広島でホーム&アウェー方式の決勝第2戦が行われ、第1戦を劇的な逆転勝利で飾った年間勝ち点1位の広島がホームでの第2戦で同3位のG大阪と1―1で引き分け、1勝1分けで13年以来2年ぶり3度目となる年間王者の座に輝いた。

 0―1で迎えた後半31分、MF柏好文(28)の低い右クロスを頭で決めたFW浅野拓磨(21)は「カシくん(柏)からいいクロスが上がってきて、皆さんの声援があったからこそ決められたと思います。ありがとうございます!」と満面の笑み。「今までたくさんのチャンスを外してきて、チーム、そして皆さんにも迷惑をかけてきましたし、だからこそきょうは僕が決めて絶対試合を決めたいと思っていたので、それができて良かったです」と続けた。

 後半12分に、リーグ戦で中山雅史(現JFL沼津)に並ぶJ1最多157ゴールを達成した佐藤との交代でピッチへ入り、規格外のスピードで何度もチャンスをつくった。「僕の特徴はスピードだということは分かっていますし、持っているものすべてをこの試合にぶつけようと思っていた」という浅野。試合後には、佐藤から「サンキュー!拓磨!」と勢いよく抱きつかれて感謝もされた。U―22日本代表の主力として、来年1月にはリオデジャネイロ五輪出場切符獲得がかかるアジア最終予選を控えるが、成長著しい21歳にかかる期待はさらに高まりそうだ。

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