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J3相模原 史上最多14回退場の35歳DF森と契約更新せず

[ 2015年12月5日 18:35 ]

 J3相模原は5日、契約満了に伴い、DF森勇介(35)と来季の契約を更新しないと発表した。リーグ戦の通算成績はJ1が162試合6得点、J2が169試合6得点、J3が20試合0得点。

 かつてJ1の仙台や京都、川崎Fなどでもプレーした森は、J2東京Vから今季自身初となるJ3の相模原へ加入。だが、6月14日のJ3第16節・盛岡戦(盛岡南)で相手選手にまたがるような姿勢で暴言を吐いたことから2試合の出場停止処分を受けた。

 さらに、10月4日に行われたJ3第32節・山口戦(下関)では、0―5で迎えた後半47分、ボールを奪いに来た山口DF黒木恭平(26)の顔面に右肘でエルボーを浴びせて一発退場。10月8日にJリーグから今季J3リーグ戦の残り全試合となる6試合の出場停止処分が科され、ひと足早くシーズンを終了していた。

 盛岡戦の退場で史上初のJ1、J2、J3全カテゴリーでの退場となり、山口戦の退場は、元ユーゴスラビア代表MFでJ1名古屋監督も務めたドラガン・ストイコビッチ氏の13回を抜き、Jリーグ最多となる通算14回目となっていた。

 森はクラブを通じ、「今シーズンをもってSC相模原を退団することとなりました。一年間という短い期間でしたが、応援してくださったファン・サポーター、スポンサー、支えてくださった皆さんに心より感謝しています。本当にありがとうございました。これから相模原がさらに飛躍していくことを願っています」とコメントを発表している。

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2015年12月5日のニュース