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J2札幌 38歳MF砂川が現役引退「頭と体のギャップが…」

[ 2015年12月5日 14:26 ]

札幌MF砂川誠

 J2札幌は5日、MF砂川誠(38)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 千葉県出身の砂川は市立船橋高から1996年に柏入り。出場機会を求めて2003年に期限付きで札幌に移籍し、05年に完全移籍した。札幌では主力としてプレーし、07、11年のJ1昇格の立役者となった。

 だが、昨年9月に右股関節痛で離脱し、今年2月には右足軟部腫瘍の摘出手術を受けるなど故障続きで、札幌では今季リーグ戦出場なし、今年7月からJ2岐阜へ期限付き移籍し、10試合に出場(0得点)していた。リーグ戦の通算成績はJ1が119試合7得点、J2が376試合34得点。

 砂川は札幌を通じ、「去年から長い間リハビリが続き、プロサッカー選手としてできることが限られてきました。なかなか頭と体のギャップを埋めることができなくなり、このままプロサッカー選手を続けていくべきではないと思い、決断をしました」と報告。

 7月から期限付き移籍で在籍した岐阜を通じては、「怪我明けでなかなか試合に絡む事が出来なかった自分に、ラモス瑠偉監督が声をかけてくださり、素晴らしい仲間達や情熱あるファン・サポーターの方々、FC岐阜を応援してくれるスポンサーの方々と戦えた事はプロサッカー選手として素晴らしい経験でしたし、人としても得るものがたくさんありました。素晴らしい経験をありがとうございました!」と感謝を述べた。

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2015年12月5日のニュース