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ハリルJ 前半まさかの0―0 格下カンボジアに危ないシーンも

[ 2015年11月17日 22:02 ]

<カンボジア・日本>前半、果敢にゴールを狙う宇佐美

W杯アジア2次予選E組 日本―カンボジア

(11月17日 カンボジア・プノンペン)
 サッカー日本代表は17日、カンボジアのプノンペンでワールドカップ(W杯)アジア2次予選E組のカンボジア戦に臨み、前半をまさかの0―0で折り返した。

 今回のW杯アジア2次予選で5試合連続完封中の日本は3―0で勝利を収めた12日のシンガポール戦から先発8人を入れ替え、GKには西川(浦和)が入り、4バックには右から長友(インテル)、吉田(サウサンプトン)、槙野(浦和)、藤春(G大阪)。山口(J2C大阪)と遠藤(湘南)がダブルボランチを組み、右MFに原口(ヘルタ)、トップ下に香川(ドルトムント)、左MFに宇佐美(G大阪)、1トップに岡崎(レスター)という布陣でスタート。長谷部(フランクフルト)がベンチスタートのため岡崎が主将を務め、パリでの同時多発テロの犠牲者に黙とうを捧げ、喪章を巻いて試合に臨んだ。

 FIFAランク183位と格下のカンボジアに対し、同50位の日本。だが、気温31度、湿度68%という蒸し暑さに加え、慣れない人工芝ピッチに日本は苦しめられた。前半10分には岡崎がシュートし、そのこぼれ球を原口がシュート。16分には香川がペナルティーエリア内から右足でシュートを放ち、18分には槙野からのロングパス1本で宇佐美が飛び出す場面もあった。だが、その一方で前半10分、22分と相手にカウンターからロングドリブルを許し、ゴール前まで迫られる危ないシーンも。46分には藤春のシュートがポストを叩き、前半をまさかの0―0で折り返した。

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