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バルサ、6冠逃す…ビルバオが31年ぶりタイトル獲得

[ 2015年8月18日 11:30 ]

スーパー杯ビルバオ戦、後半6分一発退場でピッチを後にするバルセロナのDFピケ(AP)

スペイン・スーパー杯第2戦 バルセロナ1―1ビルバオ

(8月17日 バルセロナ)
 スペイン・スーパー杯第2戦が17日に行われ、リーグと国王杯覇者バルセロナはホームで国王杯準優勝アスレティック・ビルバオと1―1で引き分け。2戦合計1―5で、09年以来となる2度目の6冠とはならなかった。ビルバオは84年同杯優勝以来、31年ぶりのタイトル獲得となった。

 アウェーでの第1戦を0―4で落としたバルセロナは、試合開始から猛攻を仕掛けるが、前半6分DFピケのシュートはバーに直撃し、同23分にはMFイニエスタの好機も相手DFに防がれる。前半終了間際、MFラキティッチのクロスをFWスアレスが胸で落とすと、FWメッシが左足で叩き込んで先制。

 1点リードで後半をむかえたが、後半6分副審にオフサイドを主張したピケが一発退場の処分。10人となったバルセロナはそれでも攻め続けるが、同29分DFマテューがMFデ・マルコスに競り負けると、ゴール前でフリーのFWアドゥリスが反応してシュートを放つ。GKブラボが弾くが、こぼれ球をアドゥリスに決められて同点とされる。

 優勝するには5点が必要となったバルセロナは、同41分には相手FWソラが一発退場で数的同数となるも、得点を奪うことができずに試合は終了。6冠を目指して5つ目のタイトルを目指したが、第1戦の惨敗が響き、奇跡の逆転優勝とはならなかった。

 ビルバオは83年リーグと国王杯の2冠を達成していたため、84年スーパー杯は無試合で自動的に優勝扱いとなった。20日欧州リーグプレーオフでジリナ(スロバキア)戦を戦うビルバオは、23日リーグ開幕戦でホームに再びバルセロナを迎える。

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