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レアンドロ古巣復帰弾!神戸 初タイトルへ5発大勝発進

[ 2015年7月12日 05:30 ]

清水戦の前半、3点目のゴールを決め喜ぶ神戸・レアンドロ

J1第2S第1節 神戸5―0清水

(7月11日 アイスタ)
 本気で初タイトルを狙う神戸が有言実行の大勝スタートだ。第1ステージで1―2と完敗した清水に5―0で圧勝。前日10日のミーティングで選手に第2ステージ優勝を厳命したネルシーニョ監督は「うれしい夜だ」と満足感を漂わせた。

 立役者は古巣復帰戦のレアンドロだ。前半7分、素早い反転左足シュートでGKのミスを誘い森岡の先制点を誘発。同41分には高橋峻のクロスをフリーで合わせ自ら復帰祝いのゴールを挙げた。後半30分の高橋祥の5点目の起点となるパスも繰り出し、「戻ってきて点を取れてうれしいよ」と笑顔を見せた。

 07年から2シーズンに渡り在籍したエースは、この中断期間中に加わると、さらなる成長の跡を見せていた。以前はスピードを生かした突破を武器に得点量を量産していたのに、得点力プラス味方を生かすプレーを身につけた。この日は1トップに入ると巧みなポストプレーを披露。足裏、ヒール、アウトサイド、すべての部分を使ってボールを操り、的確な判断とキックでゲームを組み立てた。

 「以前(神戸に)いた時は日本で初めてのJ1だったし自分も若かった。あのときよりもチームに貢献できるようになったと思う」と話す新助っ人に生かされた周囲の選手も躍動。左サイドの相馬が3点に絡み、逆サイドの高橋峻も1得点1アシストすると、ボランチの三原も存在感を示した。新生ヴィッセルにはかつてない期待感が漂っている。

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2015年7月12日のニュース