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バルサ、スアレス弾でクラシコ制する レアルを4差に広げる

[ 2015年3月23日 10:23 ]

Rマドリード戦、決勝弾を決めたバルセロナのFWスアレス(AP)

リーガエスパニョーラ第28節

(3月22日)
 スペイン・リーガエスパニョーラ第28節の4試合が22日に行われ、首位バルセロナはホームで2位レアル・マドリードを2―1で下し、勝ち点差を4に広げた。1―1の後半、ウルグアイ代表FWスアレスが決勝点を決めた。

 勝ち点差1で迎えた伝統のクラシコは、カンプノウ今季最多となる98760人の観客が訪れ、試合開始前からスタジアムは熱狂で盛り上がる。試合は前半19分、左サイドFWメッシのFKに、DFマテューが頭で合わせて、バルセロナが先制。

 しかし、その後はRマドリードがリズムよくボールを回すと、同31分MFモドリッチのパスをFWベンゼマがヒールで中央に折り返すと、走りこんだFWロナウドが右足で押し込み同点。

 前半を1―1で折り返すと、後半もRマドリードのペースで展開。しかし、ペースを握られていたバルセロナが、FWスアレスのゴールで勝ち越しに成功する。後半11分DFアウベスのロングパスに、スアレスが絶妙なトラップでペナルティーエリア内右に侵入すると、シュートは対角線上にゴール左隅に決まった。

 その後もRマドリードのペースが続くが、徐々に運動量が落ちてくると、メッシ、ネイマール、スアレスらがゴールに迫る。しかし、GKカシージャスの好セーブに追加点を奪えず、試合はそのまま終了した。

 5位セビリアはアウェーで6位ビジャレアルを2―0で下し、4位アトレチコ・マドリードとの勝ち点差を4に縮めた。レアル・ソシエダードはホームでコルドバを3―1で下し、9位に浮上。ラコルニャはホームでエスパニョールと0―0で引き分けた。

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