なでしこ無得点に指揮官「反省」　宿敵・米と非公開練習試合

２日の練習から合流したＭＦ安藤

　国際親善大会アルガルベ杯（４日開幕）に出場するなでしこジャパンは２日、合宿中のポルトガル・ビラモウラで約２時間の練習を行った。１日にＦＩＦＡランク２位の米国と非公開の練習試合に臨んだが、日本は無得点で勝利はならず。１１年Ｗ杯ドイツ大会決勝でＰＫ戦の末に撃破し、１２年ロンドン五輪決勝では金メダルを阻まれた宿敵に守勢に回る時間が多かったという。

　６月開幕のＷ杯カナダ大会でも準々決勝以降に激突する可能性があるだけに、指揮官は「反省点としてもっと真剣に。Ｗ杯ということでもう少し厳しく、一人一人が思いを込めてやらないと」と辛口の評価。２日は強度の高い戦術練習などで汗を流した。

　この日はＭＦ安藤（フランクフルト）が合流。３日に宇津木（モンペリエ）、永里（ポツダム）が加わり、４日のデンマークとの初戦へ照準を合わせていく。