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“粉飾決算”のJ2愛媛にけん責と制裁金300万円…Jリーグが処分

[ 2015年2月23日 19:12 ]

 Jリーグは23日、不適切な会計処理が発覚したJ2愛媛についてけん責(始末書をとり、将来を戒める)と制裁金300万円の制裁を科したと発表した。

 愛媛は2012年度及び13年度の決算において、元経理担当者が、収入の過大計上及び経費の過少計上、さらには、伝票の未入力などの手法により不適切な会計処理を行うことで、本来は当期純利益が2期連続で赤字となっていたものを2期連続黒字として報告していた。

 制裁を受け、愛媛はクラブの公式サイトで声明を発表。亀井社長の名前で「リーグの制裁処分を厳粛に受け止め、深く反省いたしております。協力、関係いたします皆様方に、ご迷惑やご心配をお掛けすることとなり、誠に申し訳なく、心からお詫び申し上げます」と謝罪した後、「本案件は、会社組織の構築が十分になされておらず、組織として必要な対策をとってこなかったことが要因でありますので、2月24日に執り行われます、取締役会にて、役員人事、新体制へ向けての協議をいたしまして、公表いたします」と説明している。

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2015年2月23日のニュース