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元日本代表MF三都主アレサンドロ、ブラジル帰国へ 岐阜と契約満了

[ 2015年1月11日 14:53 ]

栃木時代の三都主アレサンドロ

 J2岐阜は11日、元日本代表MF三都主アレサンドロ(37)と契約満了に伴い、契約を更新しないと発表した。三都主は13日に母国ブラジルへ帰国する。

 ブラジル出身の三都主は、明徳義塾高から97年に清水入り。その後、浦和やザルツブルク、名古屋などでもプレーし、昨季から岐阜に加入していた。リーグ戦の通算成績はJ1が353試合67得点、J2が43試合4得点。昨季は18試合2得点だった。01年に日本国籍を取得し、日本代表として02年日韓大会、06年ドイツ大会と2度のワールドカップ(W杯)に出場するなど国際Aマッチ82試合に出場して7得点をマークしている。

 クラブを通じ、「FC岐阜サポーターの皆さん、岐阜県民の皆さん、FC岐阜在籍中はたくさんの応援・サポートをありがとうございました。1年間という短い間でしたが、熱い応援の中でプレーでき、とても充実した一年でした。途中ケガをしてしまい、チームに迷惑をかけ、自分自身も悔しい思いをしました。もっとチームに貢献したかったという心残りはありますが、これからもFC岐阜がもっともっと成長していくことに期待しています」とコメント。

 今後に関しては「明後日、ブラジルに帰ります」とし、「21年間遠くで見守ってくれていた両親の近くでサッカーをすることができたらいいなと思っています。新たな生活をスタートさせます。どうか皆さんお元気で…」と惜別のメッセージを送っている。

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