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奥さんへの思い胸に奮闘も…名波監督「残念」今季初スコアレスドロー

[ 2014年10月20日 08:25 ]

J2第37節 磐田0―0熊本

(10月19日 うまスタ)
 天国に白星はささげられなかった。磐田は熊本戦で今季初のスコアレスドロー。自動昇格圏の2位・松本との勝ち点差は8のままで、今季の九州でのアウェー戦は2分け3敗と白星なしに終わった。

 かつて磐田の黄金期を築いた奥大介さん(享年38)が17日に交通事故で他界。選手は喪章を巻き、ベンチには奥さんが磐田時代につけた背番号8のユニホームが飾られ、ゴール裏には「共に戦った8年間 あなたの勇姿は忘れない!ありがとう磐田のレジェンド奥大介」という横断幕が掲げられた。

 思いは一つだったが、DF坪内が負傷交代するアクシデントもあった前半は相手の速いプレスに苦しみ、後半は反撃に出るも崩し切ることができなかった。名波監督は「(奥)大介の思いというものは我々のクラブに通じるものがある」と切り出し、「マリノスも横浜FCも勝ったそうなので、我々も勝つ条件はそろったぞということで言いましたが、そこは残念でした」と悔やんだ。

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2014年10月20日のニュース