豊田ロスタイム弾で鳥栖３位　千金ヘッド！ＡＦＣ圏浮上

＜鳥栖・Ｃ大阪＞試合終了間際、決勝ゴールを決め、喜ぶ鳥栖・豊田

Ｊ１第２８節 鳥栖１―０Ｃ大阪

（10月18日 ベアスタ）
　引き分け寸前のロスタイムだ。菊地―金民友と渡ったボールを播戸が左サイドで受け、左足を振る。「ワントラップしてシュートを打ったが、ちょっと角度が悪かった」。右に外れたが、詰めていた豊田が頭でゴール左隅に叩き込んだ。鳥栖が値千金の勝利を挙げた。

　「クロスかシュートがくると思って、備えていた。ゴールの難易度は高くなかったけど内容よりポジショニングが良かった」と豊田。チームを５位からＡＣＬ出場圏内の３位に浮上させた。

　「３位に上がれたことでモチベーションもさらに高まる。これからも上を目指してやっていく」。首位・浦和とは勝ち点６差。吉田監督は「（順位で）上にいたチームが負けていたので勝たなければいけない、というプレッシャーがあった。その中で、出来過ぎな勝利」と手応えを口にした。残り６試合での逆転に懸ける。