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川崎F 首位遠のく痛恨ドロー 浦和と6差に…

[ 2014年9月21日 05:30 ]

<川崎F・FC東京>後半、血染めのユニホームで競り合うFC東京・森重(中央左)と中村(中央右)

J1第24節 川崎F0―0FC東京

(9月20日 等々力)
 川崎Fは首位の背中が遠のく痛恨のドローとなった。出場停止の大久保、ジェシ、ケガの森谷、小宮山、杉山、U―21代表でアジア大会出場中の大島と主力を6人欠く中でボールを支配したが、フィニッシュの精度を欠いて3試合ぶりの無得点。小林は「内容は悪くなかった。後は最後のところだけなんですが…」と嘆いた。神戸のペドロ・ジュニオールが2得点したため、大久保は得点ランク首位から陥落。チームは2位をキープしたものの、首位・浦和との勝ち点差も6に広がった。

 中村主将は恩師の前で白星を挙げられなかった。スタンドでは久留米高時代の監督である日本協会の山口隆文育成担当技術委員長が視察。1、3年時の担任でもある恩師の前でのプレーを「ある意味、アギーレさんが来るよりも緊張する」と語っていた。トップ下の位置で再三、好機を演出しただけに「優勝する上では痛い勝ち点1。非常にもったいない」と厳しい表情。昨季は終盤の連勝で順位を大幅に上げており「去年のこの時期はとんでもない順位にいた。まだ全然、諦める数字ではない」と前を向いた。

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2014年9月21日のニュース