大宮 大熊監督解任へ…大型補強も17位低迷 後任は内部昇格有力

[ 2014年8月3日 05:35 ]

解任されることが分かった大宮の大熊監督

 J2降格圏の17位に沈む大宮が大熊清監督(50)を解任することが2日、分かった。複数のJリーグ関係者が明かした。近日中にも正式発表される見通し。大宮は同日の第18節・仙台戦で2―2の引き分けに終わるなどリーグ戦6試合で勝利がなく低迷している。後任候補には黒崎久志コーチ(46)らが挙がっている。

 大宮は今季「勝ち点53以上、ACL出場」と4位以内を目標に掲げ、03年U―20代表監督や10年W杯南アフリカ大会で日本代表コーチを歴任した大熊監督を招へいした。熱血指導で昨季14位のチームを戦える集団に変貌させることが期待されていたが、リーグ開幕から連敗スタート。ここまで3勝7分け8敗で17位に低迷している。

 大熊監督は今季開幕に向けてマジョルカから元日本代表MF家長を獲得。かつてFC東京で指導したDF中村北斗らも補強した。W杯中断期間中にもセルビア代表FWムルジャや元韓国代表MFチョ・ウォンヒらを加えた。大型補強で上位浮上を図ったが、開幕から引きずった負の連鎖はリーグ再開後も断ち切れなかった。

 就任から7カ月が過ぎても戦術は定まらず、失点はリーグワースト2位の34失点。一部選手からは起用法への不満も漏れるなど崩壊寸前となった。事態を重く見たフロントは7月27日に最下位の徳島に1―3と敗れたことで解任へとかじを切った。

 引き分けに終わった仙台戦後、大熊監督は「(家長の)2点目は評価できる。これを良い流れにしたい」とし、自らの進退については触れなかったが、後任には新潟で指揮を執った経験を持つ黒崎コーチら、内部からの昇格が有力視されている。クラブにとっては3年連続でのシーズン途中の監督交代。チーム再建とともに、まずはJ1残留が現実的な目標となる。

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