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柿谷 ついに欧州デビュー!見せ場作るもゴールには絡めず

[ 2014年8月3日 02:53 ]

トゥーン戦の後半、移籍後初出場を果たしゴール前に攻め込むバーゼルの柿谷(左)

 サッカーのスイス1部リーグが2日、各地で行われ、日本代表FW柿谷が所属するバーゼルがアウェーでトゥーンと対戦。3―2で下し、開幕3連勝とした。移籍後初のベンチ入りを果たした柿谷は後半32分から途中出場。ほとんどボールには絡めなかったが、あわやPKという場面に顔を出し見せ場は作った。

 バーゼルは元スイス代表FWシュトレラーを3トップの中央へ置く4―3―3の布陣で臨むと前半19分、FWシュトレラーが相手GKのキックミスを直接左足で蹴りこみ先制。同27分にはアルバニア代表MFガシがエリア中央でボールを失いそうになるも、倒れこみながら中央のMFゴンザレスへパス。そこから右サイドへ展開し、オーバーラップした右SBのDFデゲンが中央へクロス。すると、すぐさま起き上がり30メートル以上を猛然とダッシュしてきたMFガシが頭から飛び込み追加点。2―0で折り返す。

 後半開始早々に失点すると、FW柿谷がアップを開始。欧州デビューへの期待が高まる。1点を失いやや劣勢の展開となったチームは同24分にチリ代表MFディアスをMFガシに代え投入し、守備の安定を図る。だが、ミスから決定機を作られるなど悪い流れのまま進むと後半32分にFW柿谷がついにピッチへと送り出された。

 その後同39分に同点ゴールを奪われるも、同43分にはセットプレーからスイス代表DFシェアが勝ち越し点を奪い、3―2で勝利した。3トップの左サイドでプレーしたFW柿谷は、味方のポストプレーからDFラインの裏を奪ったが、相手DFに後ろからうまく倒されボールに触れられず。あわやPK獲得という場面でもあったが主審はノーホイッスル。ドリブルを仕掛ける場面も一度あったが、好機を作ることは出来なかった。

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