Ｃ大阪　７戦未勝利でついに降格圏　山口「勝たないと流れ変えられない」

＜新潟・Ｃ大阪＞新潟に敗れガックリのＣ大阪イレブン

Ｊ１第１８節 Ｃ大阪０―１新潟

（8月2日 デンカＳ）
　Ｃ大阪は攻撃の形をつくれず、新潟に０―１で敗戦。敵地に駆け付けたサポーターが掲げた「結果を出せ！」の横断幕に応えられず、リーグ戦７試合勝利なしで１６位に転落し、ついに降格圏に足を踏み入れた。

　前半１７分にはフォルラン、南野とつないで杉本が右サイドから左足でシュートを放ったが、左ポストを直撃。後半１０分にカウンターから失点すると、３分後には右ＣＫからファーサイドの藤本がヘッドで叩きつけたが、相手ＧＫの好セーブに阻まれた。終了間際には南野が左足でシュートも新潟の守備をこじ開けることができず、３試合連続の無得点に終わった。

　ペッツァイオリ監督は６月の就任以来、白星は７月１２日の天皇杯２回戦で三重県リーグ１部・ヴィアティン桑名を延長戦の末に下したのみ。リーグ戦は５試合で２分け３敗と未勝利が続いている。指揮官はそれでも「まずは失点をゼロにすること、ゴールチャンスをしっかりものにすること」と前向きに改善点を挙げたが、ＭＦ山口は「勝たないと流れは変えられない」とうつむいた。