なでしこリーグ開幕！日テレは恩師率いるＡＳ埼玉に圧勝スタート

なでしこリーグ第１節　 日テレ５―１ＡＳ埼玉　

（3月29日 味スタ西）
　女子サッカーのなでしこリーグは２９日に開幕して１試合が行われ、昨季２位で４年ぶり優勝を目指す日テレがホームでＡＳ埼玉に５―１で勝って白星スタートを切った。

　前半３１分にＦＷ籾木結花(１７)の右クロスをＭＦ阪口夢穂(２６)が右足で押し込んで先制。籾木は前半４２分と後半９分には自らゴールを決めるなど２得点１アシストの大活躍で、「まずは開幕戦に勝ててホッとしてます。今年はゴールへの意識を去年より高く持って、２桁(得点)取れたらいいなって思ってます」と自信に満ちた表情だった。

　対戦相手・ＡＳ埼玉の松田岳夫監督(５２)はかつて日テレ監督を長く務め、ＭＦ澤穂希(３５＝現ＩＮＡＣ神戸)らとともに黄金期を築いた功労者。ＡＳ埼玉(昨季まではＡＳ狭山)が２部に相当するチャレンジリーグから今季昇格したことで、元指揮官との対戦が初めて実現した。ＤＦ岩清水梓(２７)は、「勝負として本当に勝ちたいと思っていた。自分のプレーに納得はしてないと思うけど、次は納得させられるようにしたい」と笑顔で振り返っていた。