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キング・カズ激白「47歳、今なお成長しています」

[ 2014年3月29日 05:30 ]

ふぐ鍋に笑顔を見せるカズ

 サッカー界の“レジェンド”J2横浜FCの三浦知良(47)がテレビ朝日の「やべっちF.C.」でお笑いコンビのナインティナイン・矢部浩之(42)と初対談した。47歳での進化、日本代表の香川真司(25=マンチェスターU)、本田圭佑(27=ACミラン)への期待、りさ子夫人とのなれそめなどを初激白した。

 カズの口からまず飛び出したのは、47歳になっても衰えない熱い思いだった。

 「サッカーへの情熱は年々強くなってます。練習でも一つ一つが大事になるので例えばインサイドパスの練習でも本当に試合を想定してやる。そういう思い、情熱は強くなってますね」

 プロ29年目。当然、肉体の衰えはある。それでも一線で活躍を続けられるのは、その事実を受け入れ、真摯(しんし)に向き合ってきたからだ。

 「最初に衰えを感じたのは30歳の頃。一瞬の瞬発力や加速のスピードは落ちる。当時は認めたくないから絶対に言わなかったけど。そうすると若い頃と同じことをしようとするんだ。実際は負荷だけが高くなって逆効果なんだけどね」

 その葛藤を経て、練習へのアプローチや生活を変えることで、壁を乗り越えたという。

 「衰えを自覚した上でより合理的にどうすれば良いのか。新しい人に客観的な意見を聞いたり、新しいメニューを取り入れたり、練習でも量より質を求めた。だから今の方が30歳の頃よりうまく、軽く走れてると感じることもある。食事も調理師にお願いしてますけど午後7時以降は食べない。人間ドックは年に2回、血液検査は2カ月に1回はしますね」

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