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麻也 右膝靭帯損傷!今季絶望も「W杯間に合う」

[ 2014年3月29日 05:30 ]

右膝靭帯を損傷し今季絶望となった吉田

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也(25)が右膝の靱帯(じんたい)損傷で今季絶望となった。ポチェッティーノ監督が27日に「約6週間の離脱」を明言した。クラブ公式サイトによれば25日の練習中に痛めたという。ただ、吉田本人は28日に「W杯には間に合います。大丈夫」と深刻な症状ではないことを強調。ポチェッティーノ監督も「自分も現役時代に同じ状況で同じようなケガをしたが、1カ月で復帰した経験がある」と述べた。

 12年6月のブラジルW杯アジア最終予選ヨルダン戦でも同じ箇所を負傷。7月のロンドン五輪で全6試合に出場した経緯があり、吉田と連絡を取った原専務理事も「五輪前にやった時よりは軽い、そんなに腫れはないと言っていた」と6月12日に開幕するW杯ブラジル大会には間に合う見通しを示した。当面は患部の腫れが引くまでは現地で静養。その後は状態を見て、日本に帰国してリハビリするかどうかを検討することになる。

 日本代表はボランチで主将の長谷部、右サイドバックの内田も負傷離脱中。主力3人の回復具合が、W杯でのザックジャパン躍進のカギとなる。

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2014年3月29日のニュース