酒井宏　３戦連続フル出場で完封勝利貢献！細貝は後半途中に交代

ブンデスリーガ ハノーバー３―０ヘルタ

（3月15日）
　ハノーバーの日本代表ＤＦ酒井宏樹は敵地でのヘルタ戦に右ＳＢとしてフル出場し、チームの勝利に貢献。攻撃ではチャンスに絡む場面はなかったが、守備では１対１の局面で競り負けることがほとんどなく安定したプレーで完封勝利を見事に演出した。

　試合はヘルタに押し込まれる時間が多くピンチもあったが、ドイツ代表ＧＫツィーラーの攻守や自陣ポストにも助けられ無得点に抑えると、後半に入り少ない好機をものにし３得点。２月２日のボルシアＭＧ戦以来となる６試合ぶりの白星で今季８勝目を挙げた。

　チェコ代表ＤＦライトラル加入後、ベンチスタートが多かった酒井宏もこれで３戦連続のフル出場。再びチーム内での定位置を確保しつつある。

　また、ヘルタの日本代表ＭＦ細貝はボランチで先発し後半２２分までプレー。シュートを２本放ったが枠をとらえることができず、味方の好機も作れないままベンチへと退いた。