浦和“横断幕”問題　社長がチェアマンに状況説明

　８日の鳥栖戦で浦和の一部サポーターが差別的内容とも受け取れる横断幕「ＪＡＰＡＮＥＳＥ　ＯＮＬＹ」を掲出した問題で浦和の淵田敬三社長（５９）が都内のＪリーグを訪れ、村井満チェアマン（５４）に状況を説明した。

　横断幕を掲出した複数の人物からの聴取結果などクラブが９日に公式サイトで発表した内容に基づいて報告。Ｊリーグは今週中をめどにさらなる調査と報告を求め「差別的発言や行為はＪリーグとしては容認しない立場は変わらない。万一差別的行為であるならば看過はできない」と厳しい姿勢で臨む見解を示した。