×

【試合詳細】なでしこ逆転!大儀見同点、宮間終了間際に勝ち越しPK

[ 2014年3月11日 01:30 ]

<日本―スウェーデン>後半、同点ゴールを決める大儀見(右)

 女子サッカーの国際親善大会アルガルベ杯の1次リーグB組第3戦が10日、ポルトガル・ファロで行われ、なでしこジャパンは世界ランキング6位のスウェーデンに2―1で逆転勝利。2勝1分けの勝ち点7でB組1位となり、2年ぶりの決勝進出を決めた。

 前半、日本は試合の主導権を握り、右サイドの川澄を再三チャンスを演出。18分には右サイドの宮間のFKからゴール前に抜け出した大儀見がシュートを放ち、ゴールネットを揺らしたが、オフサイドと判定された。同28分には川澄が落として澤が、33分には大野が左サイドからペナルティーエリアに切り込んでシュートを放ったが、いずれもゴールネットを揺らすことはできなかった。逆に42分、左FKからDFセブライトにヘディングで叩き込まれ、先制点を許した。前半で追いつきたい日本は2分後、宇津木からボールを受けた川澄がゴール前に抜け出して右足でシュートを放つも、右ポストを直撃。0―1とリードを許して前半を終えた。

 1点を追う日本は後半開始直後に同点に追いつく。4分、大儀見が相手の不用意なバックパスを見逃さずにカットすると、DFを背負いながらも落ち着いてGKとの1対1から右足で決めて試合を振り出しに戻した。その後、GK海堀の好セーブもあってスウェーデンの猛攻を耐え切ると、44分に相手DFがエリア内でハンドの反則を犯し、日本がPKを獲得。宮間が右足で冷静に蹴り込んで、日本は土壇場で勝ち越し点を挙げた。

 日本は12日の決勝でA組1位のドイツと対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2014年3月11日のニュース