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鹿島 元日本代表DF西を処分 海外移籍希望し「規律違反」

[ 2014年1月31日 17:24 ]

鹿島のDF西大伍

 J1鹿島は31日、元日本代表DF西大伍(26)に対し、規律違反による制裁金処分(金額は非公開)を科したと発表した。

 クラブは処分内容について、「2014年シーズンを含む複数年契約下にありながら、クラブによる始動日(1月20日)からのチーム練習合流に従わなかったことに対して」としており、その背景を「海外クラブへの移籍を希望していた同選手は、当該クラブと弊クラブとのクラブ間交渉がまとまっていないにも関わらず、始動日(1月20日)の7日後にチームに合流した。移籍の正式オファーがあったことを考慮しても、本人の行動はチームの規律に違反するとして、クラブは制裁を決定した」としている。

 西はクラブを通じ、「この度、自分の判断と行動により、たくさんの方々にご迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ありませんでした。クラブからの制裁を真摯に受け止め、今後選手としての責任をしっかり果たせるよう努力します。今回の件を通じて、必ずしも自分やクラブにとってベストのタイミングで海外からオファーが届くわけではないことを理解しました。しかし、プロ選手として自分自身と真剣に向き合う必要があったので、考える時間をいただきました。自問自答を繰り返し、たくさん悩みましたが、やはり鹿島アントラーズでプレーしたいという答えに辿り着きました。チームメイトやサポーターの皆さんには、練習に取り組む姿勢やピッチでのパフォーマンスを通して自分の気持ちを証明したいと思います。全力でチームのために戦いますので、ご支援のほどよろしくお願いします」とコメントしている。

 西は「プロ入り以来の夢」とオフを利用して海外数クラブの練習に参加していた。

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2014年1月31日のニュース