札幌　川崎ＦからＤＦ薗田が完全移籍「必要としてくれたことに心から感謝」

　Ｊ２札幌は８日、Ｊ１の川崎ＦからＤＦ薗田淳（２４）を完全移籍で獲得したと発表した。

　薗田は常葉橘高から２００７年に川崎Ｆ入りし、１２年には当時Ｊ２だった町田に期限付き移籍。１３年からは川崎Ｆに復帰していた。通算記録はＪ１が８試合０得点、Ｊ２が２１試合０得点。昨年は３月に左膝前十字じん帯損傷、左膝内側側副じん帯損傷で全治約８カ月と診断されて手術を受け、公式戦出場がなかった。

　札幌を通じ、「この度、川崎フロンターレから完全移籍することになりました。昨シーズン序盤に怪我をしてしまい、一年間プレーできていない自分を必要としてくれたことに心から感謝しています。Ｊ１昇格の目標に貢献できるように精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願いします」とコメント。

　川崎Ｆを通じては、「このたび、コンサドーレ札幌に完全移籍することになりました。高校卒業から今までお世話になった関係者やファン・サポーターの方々には大変感謝しています。そして川崎で活躍することを願っていてくれたみなさまには、なにひとつチームに結果をもたらすことができず残念な気持ちで一杯です。成長してまた等々力のピッチでプレーする姿をお見せできるように頑張ります。本当に７年間、ありがとうございました」と談話を発表している。