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大宮 大熊清氏の新監督就任を正式発表「心に残るサッカーを」

[ 2013年12月13日 13:11 ]

2010年9月、FC東京で指揮を執る大熊清氏

 J1大宮は13日、大熊清氏(49)の来季新監督就任が決まったと発表した。

 大熊氏は埼玉県出身で、中央大から東京ガスに入社。FC東京監督、U―20日本代表監督、日本代表コーチなどを歴任し、2011年にFC東京監督としてJ2優勝、天皇杯優勝に導き、勇退した後は、今季までFC東京でテクニカルダイレクターを務めていた。

 監督としてのリーグ戦通算成績はJ1が32勝9分け30敗、J2が44勝11分け19敗。

 大熊新監督はクラブを通じ、「歴史と未来ある、大宮アルディージャの監督を引き受けることを大変光栄に思います。結束力を大切に、攻守にアグレッシブにそして攻撃的に、皆さんの心に残るようなサッカーをしたいと思います。チームの勝利は、サポーター、スポンサーの方々を含むクラブ力が必要です。大宮アルディージャに応援、ご支援をよろしくお願いします」とコメントを発表した。

 また、FC東京も大熊テクニカルダイレクターの退任を発表。大熊氏はFC東京を通じては、「この度、大宮アルディージャの監督を引き受けることになりました。FC東京を離れることは寂しさもありますが、人間として、サッカー人として、自分が成長するために決断しました。今まで、ファン・サポーター、株主やスポンサーの方々の力で、FC東京と共に成長させていただいたことに、心から感謝申し上げます。FC東京で培った経験を活かして、頑張って参りたいと思います。また、ファン・サポーター、株主やスポンサーの方々には、これからもFC東京を、より『強く、愛されるチーム』に、そして『世界に誇れるチーム、世界に誇れるクラブ』に育てていただくことを、心からお願いいたします。本当に、ありがとうございました」としている。

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2013年12月13日のニュース