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小屋松 「風立ちぬ」にミスチルで口説かれ?名古屋入り

[ 2013年12月13日 05:30 ]

名古屋入りが決まり会見を開いた京都橘高のFW小屋松。右は久米GM

 名古屋入りが決まった京都橘高のFW小屋松知哉(18)が12日、京都市伏見区の同校で会見に臨んだ。50メートルを5秒8で走りきる走力は名古屋の元祖“スピードスター”永井に匹敵する。「スピードはもちろん足元の技術やシュートの精度、決定的なチャンスを作れる選手になって、永井さんとは別の特徴を生かしたい」と話し、ロンドン五輪代表FWとのポジション争いに向け、意気込みを口にした。

 昨年の選手権で得点王を獲得した逸材には地元の京都なども興味を示したが、名古屋入りを後押ししたのが独特の口説き落とし術だ。7月に練習参加した際に映画「風立ちぬ」を久米GMらと一緒に観賞し、選手らが親交のあるMr.Childrenともプレー。サッカー以外の魅力でアピールした同GMは「熱い気持ちを伝えました。日本代表に育て上げたい」と期待を口にした。

 ◆小屋松 知哉(こやまつ・ともや)1995年4月24日生まれ。京都府出身。50メートル走5秒8の快足を武器に昨年の選手権で2年ながら得点王を獲得し準優勝に貢献。13年のU―18日本代表。1メートル71、57キロ。

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2013年12月13日のニュース